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平塚江南高校PTAキャリア教育支援事業

 

平塚江南高校PTAキャリア教育支援事業

 

 突然ですが皆さんは今の仕事にいつ、どのようなきっかけで巡り合いましたか?職業について考え始めたのはいつ頃ですか?街を歩いていて、またテレビや雑誌などを見て「世の中にはこんな仕事があるのか」とか「この人はどこでこんな仕事を見つけたのだろうか?」と不思議に思ったことは無いでしょうか??

 

 マイスター制度(資格制度)をとるドイツでは学校教育が職業(資格)ごとに進路分けされているようで、早い段階から将来の職業について決める必要があるそうだ。以前NHKの教養番組で、小学生くらいの男の子が学校の進路を決めるにあたって「将来、父親の後を継いで肉屋になるか、それとも医師になるか」と真剣に悩んでいるのを見たことがある。マイスター制度については進路変更や転職が困難であるなどの弊害も指摘されているが、小さい頃から職業についての情報が与えられ、真剣に考える機会が有るというのは良いことだと常々感じていたところ、平成23年12月17日の土曜日、神奈川県立平塚江南高等学校でPTAキャリア教育支援事業「職業について考えよう!」が開催され、同校の生徒の保護者である鈴木貴志理事が講師として参加するというので、取材に行ってきた。

 

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参加者は生徒と保護者。休校の土曜日にもかかわらす視聴覚室がほぼ満席になる盛況ぶり。参加しているのが希望者だけあって皆真剣。

 

 これは学校とPTAの共催事業で毎年行われており、同校生徒の保護者の中から選ばれた数名が自分の職業について話し、生徒と保護者に将来の進路決定の参考にしてもらうのが目的で、今回の講師は大手化学メーカー勤務のエンジニアの方、歯科医として勤務している自衛官(医官)の方、市職員から市議会議員を経て市長になった平塚市長、大手旅行会社勤務の方、中学校の教師の方、そして土地家屋調査士である鈴木理事の6名であった。土地家屋調査士のような地域密着の自営業者から世界を相手にするグローバルな会社の会社員まで多種多様な人選で、職業について幅広く知ってもらいたいとの主催者側の意図が感じられた。

 

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講師の方々。左からエンジニア氏、鈴木理事、自衛官の歯医者さん、平塚市長、旅行業の方、中学校の先生の6名。
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主催者側と講師とで事前に入念にプログラムが練り上げられていたため、皆さん準備万端。今年は生徒の要望によりパワーポイントを駆使。

 

 さて、講演は自己紹介から始まり仕事内容の説明、仕事のやりがいなどのほか、高校時代の様子、仕事上の面白エピソードなど盛りだくさんで、10時の開始から12時20分までの約2時間半、飽きの来ない内容であった。ちなみに鈴木理事は高校生活の思い出としてサッカー部での活動の様子を披露、また自衛官の方は面白エピソードとして、給油活動に従事した際、米艦から「横須賀で覚えたジョージアの缶コーヒーの味が忘れられない。貴艦から分けてもらいたい」と懇願された事などを紹介し、会場を沸かせていた(アメリカに缶コーヒーはほとんど無いそうだ)。

 

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作業風景の写真で現場作業の説明を行う鈴木理事。地味な業種ではあるが、人目につかない分、知らない人にとっては新鮮であったと思う。
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 講演最後の質問の時間では生徒からの鈴木理事へ「いつ、なぜこの職業に就いたのか(どうやって今の職業を知ったのか)」との質問があり、やはり自営業者、特に士業(サムライ業)は一般的に「未知の分野」なのだなと痛感した。

 

写真・記事  広報部次長 中川 裕久

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