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県立小田原城北工業高等学校 出前授業を実施

県立小田原城北工業高等学校 出前授業を実施

 

早いもので、3回目の出前授業となりました。
小田原城北工業高等学校は、昨年創立50周年を迎えた比較的新しい学校です。
早朝の寒い中、役員が学校関係者への挨拶と最終的な打ち合せ、協力会員と役割分担の確認を行い、いよいよ8:55分から教室で出前授業第一部の始まりである。

 

 

初めに土地家屋調査士のパンフレットなど教材を生徒に配布し、力石髙志会員が講師を務めました。今年は東日本大震災が発生したことを受け、地震のことをテーマに、震源地付近の土地が最大5m以上も移動した地点がある、1m以上沈下した地点があることなど、地図を見ながら流暢に講義を進めていきます。
関東近海で大地震が発生した場合、津波が酒匂川を逆流してくる可能性があり、小田原城北工業高等学校にも到達するのは明らか「皆さんも大地震が発生した時の避難先等を今から考えておいて」との話に、生徒も現実問題として真剣な様子が伺えました。

 

 

また、被災地において土地家屋調査士はどのような仕事に携わっているのか、現在は被災建物がどのような状態であるか現地で確認し、全壊の建物は建物滅失登記を進めている点、土地については近い将来基準点が設置、整備された後に、土地の境界測量等が施されていく予定であることを説明し、土地家屋調査士業務の理解、アピールをして教室内での授業を閉めました。

第2部の授業は、外に出て機材を使っての測量実習である。生徒約30名も就職、進学など進路も、ほぼ確定して余裕のある日々を過ごしている様子でしたが、将来仕事に就いた時に役に立つよう山口宏幸支部広報員をはじめ県西支部会員が考えられた、短い時間ながらアイデアいっぱいの測量実習となりました。

 

 

測量実習の内容は、生徒が4班に分かれトータルステーションを使用してポイントの逆打ち作業である。支部会員から実習内容の説明を受けた後、生徒全員が交代でトータルステーションを操作する人、ピンポールでポイントを打設する作業を行いました。
現在のゲームとかパソコンを多く日常で使用している生徒たちです、さすがに覚えも早く予定の時間よりも早く作業が完了しました。

 

 

打設完了後のポイントを丁張の糸で結ぶと、きれいな星形が完成しており、各班とも間違うことなく打設されていました、初めてにしてはおみごと。
現場での授業は、生徒も初めは緊張していましたが、実習の雰囲気に慣れてきてからは、にこやかな笑いを交えながらも真剣な表情で説明を聞き作業を行っていました。
実習の最後に山口宏幸会員よりGPSを使用した測量の説明を行い、出前授業は午前をもって終了となりました。

 

小田原城北工業高等学校生徒の皆さん、将来の為に少しは役立つと思います、ご苦労様。
先生方、お忙しい中いろいろな準備ありがとうございました、来年度以降も生徒の為に、継続して授業が行えるようにお願いします。
県西支部、黒柳雄二支部長を始めとして、協力会員の皆様ご苦労様でした。
筆者は取材で初めて参加しましたが、用意周到に計画されてとても良い出前授業でした。来年以降もぜひ継続して下さい。

 

広報部 松浦 孝二

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