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【調査士ねっとわーく】挑戦者

 皆さんは富士山に行かれたことがありますか?

 そう2013年6月22日に世界遺産に登録されましたね。富士山は五合目まで富士スバルラインで車に乗ってビューンと行くことが出来ます。世界遺産に登録されたこともあって日本人や外国の方達がたくさんいて五合目は非常に国際色豊かで、プールで言うと芋洗い状態であります。

あっ、こんな話ではありませんでした。

 実は私今、趣味でロードバイク(自転車です)に乗っていまして、今年は体調がすぐれず欠場しましたが、去る2014年6月1日に無謀にも「Mt,富士ヒルクライム2014」に選手として参加してきました。 

 自転車は小学校の頃、登校するために乗っていましたが、それ以来ママチャリにも乗ったことがなかったのですが、2008年頃から健康のために通勤でマウンテンバイクに乗り始めました。マウンテンバイクというのは野山を走る設計で作られているので、あまり舗装した道路が得意ではありません。いつも通勤でロードバイクに乗ったおっさんに抜かれてしまう。抜かれるとつい火がついてしまう私は、「そうだ自分もロードバイクに乗れば抜かれないなぁ」と単純に思い、ついに2010年にロードバイクデビューをしました。

 ロードバイクは確かにスピードが出ますが、私も60歳に手が届く歳になっていたので、若い人たちについて行けない。

 「それじゃあどうするか?ヒルクライムでしょう!」、「やるからにはレースでしょう!」と単純に挑戦を思い立ちました。

 ヒルクライムレースとは自転車で坂道をただひたすら設定した距離を上がりタイムを競う単純なレースです。スピードがあまり出ないので落車してもそんなに大怪我をしない。だから高齢者や女性もたくさん挑戦する、そんなレースに参加しました。

 富士山の五合目までは標高2305m、標高差1270m、平均勾配約5.2%。計測ポイント胎内洞窟入口交差点から五合目まで距離約24km、参加者6000人強のレース。

 レースというものを私は初めてだったので、ものすごく緊張しました。スタートの合図があったときには、平常時65前後の心拍数が150くらいまでに上がり、「口から心臓が飛び出るのではないか?完走出来るか俺?」みたいな心境にもなりましたが、なんとかまわりに流されて一合目までスムーズについて行けました。

 ここで少し余裕が出てきて、上に顔を向けると富士山の頂上が見え、周りの参加者の様子も、うかがえるようにもなりました。「うわぁ富士山自転車で走ってんだ!」

 普段は、車が通っているので騒音がするのですが、何しろエンジンがついていないので、シーンとなった所に自転車の漕ぐ音「シャーシャー」、ギヤを変える音「カコンカコン」、参加者の息づかい「はぁはぁ」と聞こえ何か不思議な感じがしました。

 後は単純に上を目指すだけ、さすがに四合目くらいになりますと空気が薄くなってきたのか頭がぼぉーっとなり、又、苦しくフラフラしてきました。と、その時五合目の少し手前の大沢駐車場で、地元の人?らしい方達が和太鼓で「ドンドコ、ドンドコ」応援をしてくれているではありませんか。これで正気に戻り、再びケイデンス(漕ぐ回転数)が上がりゴールを目指します。

 「なんだ坂、こんな坂」と何回も心の中で叫び今まで練習してきたことが走馬燈の様に浮かび、間もなく「やったー足を着かずに完走だ。タイムはどうであれやりきったぞ!」と大げさかもしれませんが胸が熱くなりました(調査士の試験を受けて合格したような感じに似ていました)。

 これで、私の趣味での一回目の挑戦は終わりです。

 そしてさらなる挑戦を、同じ年の9月に・・・。

(記事 横浜南支部広報員 佐浦 秀己)

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