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【広報ニュース】平成28年度神奈川県立神奈川工業高等学校出前授業

 横浜東支部では、平成28年9月7日に今年で5回目となる出前授業を神奈川県立神奈川工業高等学校にて行いました。昨年と一昨年は台風の通過等により屋外で実習を行うことができませんでしたが、今年は天候に恵まれ3年ぶりに屋外で実習することができました。授業は、建築課の1年生総勢78名に対して、横浜東支部からは17名の会員が参加し、午後の5時限目と6時限目のそれぞれ約1時間ずつ、5時限目は教室で座学を、6時限目は屋外に移動して実習を行いました。

 5時限目の座学では、高橋信之支部長の挨拶からはじまり、住谷和典会員、久徳慎也会員による土地家屋調査士の仕事の紹介、続いて藤橋俊之会員による6時限目のトータルステーションを用いた高低測量の実習に繋がる講義が行われました。

 住谷和典会員、久徳慎也会員による土地家屋調査士の仕事の紹介では、登記について触れ、実際のマリンタワーの登記記録を用いて、その形状や何階建てなのかを知ることができることなど生徒達の興味を引き立たせ、また、土地家屋調査士の年収が他の職業に比べて決して低くないことにも触れ、やり甲斐のある仕事であることをアピールしました。

 藤橋俊之会員による講義では、測量を理解するうえで欠くことができない三角関数についての講義からはじまり、6時限目の実習で行う高低測量に関連して、三角関数を用いた高さの求め方、さらに遠方の高さを考える場合は地球が球体であることを考慮する必要があることを「横浜からの富士山の眺望」を例にあげて講義が行われました。

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 6時限目の実習は、校舎ピロティに移動して行いました。昨年は各班約20名ずつ4班に分けて実習を行いましたが、各班の人数が多かったため生徒一人一人がトータルステーションに触れる時間を十分に設けることができなかったことから、今年は8班に分けて、トータルステーションを用いた実習のほかに歩測の実習を加えて、4班ずつ前半と後半に分けて実習を行いました。

 トータルステーションを用いた実習では、座学で学んだ三角関数を用いた高さ計算を、実際にトータルステーションによる測量を通じて理解を深めてもらいました。歩測の実習では、歩測は実務でも使用する重要な手段であること理解してもらうため、まずは巻尺を用いて自分の歩幅を知ってもらい、次に実際に歩測で得られる精度を体験してもらいました。

 今年は昨年以上に実務を意識した内容に心がけたこともあり、授業後のアンケート結果は昨年よりも理解度など多くの項目で好評価を得ることができました。最後に、昨年に引き続きトータルステーションをご提供いただきました測器サービスの皆様方に心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また、熱心に生徒指導にあたった横浜東支部会員の皆様、お疲れ様でした。

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(記事・写真 横浜東支部広報員 赤尾 茂)

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