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【広報ニュース】平成28年度 神奈川県立小田原城北工業高等学校出前授業

 県西支部では、平成29年1月19日に神奈川県立小田原城北工業高等学校にて、これから就職活動を控えた2年生を対象とした、第8回目となる出前授業を行いました。毎年恒例となり会員17名の協力のもと、学校側との調整や実施に至るまでの準備等、スムーズに実施することができました。当日の天候は、快晴で風もなく、出前授業に適した天気となりました。

 第1部は教室で座学授業を30分、第2部は屋外施設にて4班体制で測量実習としてトータルステーションを使った逆打ち作業を全生徒に体験してもらいました。

 第1部の座学授業では、建設科で建築を中心に勉強している生徒に対し、建築と資格について説明し土地家屋調査士との関わりについて講義しました。
 境界、登記という言葉を初めて聞く生徒が大半であるので、住宅建築のプロセスの中で境界確認、分筆、道路セットバック、登記などが必要なケースを説明し、土地家屋調査士が担う仕事であることを説明しました。2級建築士の受験資格を得るためのカリキュラムで学んでいる生徒に対し、土地家屋調査士の有用性を理解してもらえたと思います。
 私は講師2回目で、前回は模造紙を黒板に貼っていましたが、今回の座学授業よりプロジェクターを使用して説明することで、より多くの情報を提示することができ、生徒により興味をもってもらえたのではないかと思っております。
 後述のアンケート結果では、昨年より座学の授業を理解できたと回答してくれた生徒が多かったです。

 第2部の測量実習では、生徒数33名のうち、1班当たりの生徒が約8名に対し、講師が3~4名で実施しました。講師の会員は、今まで複数回出前授業の講師を経験された方が多く、測量機器の扱い方等、生徒への説明に馴れていたので、余裕をもって実習を行う事ができたのではないかと思います。
 初めて扱う器械、細かい精度に四苦八苦していましたが、実務さながらの作業に真剣に取り組んでいました。最後に各点を結んで星形を確認してもらいましたが、精度の良し悪しが目視で確認でき、笑い声も聞こえてきました。逆打ち作業が終わった班は、GNSS測量、3次元測量を講師の方から説明しました。
 3次元測量は地形を写真のように表現できることもあり、関心を持つ生徒が多かったです。
 アンケート結果でよく理解できたと記入してくれる生徒も多かったです。

実習の最後にアンケート調査を実施し、結果は以下の通りでした。

1.座学授業の内容は理解できたか?
  理解できた97% 半分は理解できた3%  理解できなかった0%

2.測量実習、作業内容は理解できたか? 
  理解できた91%半分は理解できた9% 理解できなかった0%

3.現場作業班の講師の印象はどうだったか?
  優しかった94% 普通6% 怖かった0%

4.将来の役に立ちそうか?
  役に立つ85% わからない12% 役に立ちそうでない3%

5.土地家屋調査士という仕事を知っていたか?
  知っていた15% 聞いたことはある27% 知らなかった58%

6.土地家屋調査士の仕事に興味を持ったか?
  興味を持った79% どちらともいえない21% 興味を持たなかった0%

アンケート調査の結果をみて、「土地家屋調査士に興味を持った」が多く、楽しい勉強になったとのコメントもあったので、出前授業の成果を感じております。
 将来、出前授業を受けたことがある生徒が土地家屋調査士に挑戦することになればと期待します。

(記事・写真 県西支部広報員 青木 一高)

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