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【広報ニュース】平成29年度 神奈川県立小田原城北工業高等学校出前授業

 県西支部では、平成30年1月18日に神奈川県立小田原城北工業高等学校にてこれから就職活動を控えた2年生を対象として第9回目の出前授業を行いました。毎年恒例となったためか、会員18名の協力のもと学校側との調整や実施に至るまでの準備等、スムーズに実施する事ができました。当日の天候は、快晴で風も無く出前授業に適した天気となりました。
 

第1部は教室で座学授業を30分、第2部は屋外施設にて4班体制で測量実習としてトータルステーションを使った逆打ち作業、3Dレーザースキャナー測量のデモを全生徒に体験してもらいました。

 第1部の座学授業は塩月会員が講師を務め、ほとんどの生徒が土地家屋調査士という仕事を知らない中、土地は小田原城を建物は東京タワーを例に所在・地番・種類・構造・形状・大きさなど登記簿に記載されている内容を解説した上で、記載されている情報が正しくないと不動産取引が安全に行われないことを説明しました。なじみのない土地建物をお菓子屋や本に置き換え説明することで理解しやすかったと思います。さらに土地は分筆登記、建物は表題登記を例に仕事内容の説明をしました。後述のアンケート結果では座学の授業を理解できたと回答してくれた生徒が多かったです。

 第2部の測量実習では生徒数25名で1班当たりの生徒が約7名に対し、講師が3名で実施しました。講師の会員は今まで複数回出前授業の講師を経験された方が多く、測量機器の扱い方等、生徒への説明に馴れていたので余裕をもって実習を行う事ができたのではないかと思います。生徒は初めて扱う機械に四苦八苦していましたが、実務に近い作業をすることで、アンケートでは仕事に興味をもった、最新の機械は凄かったなど良い経験になったという意見をもらいました。また3Dレーザースキャナー測量のデモを行い、最新の測量技術を見てもらうことができました。
 アンケート結果でよく理解できたと記入してくれる生徒も多かったです。

 実習の途中、先生から昨年出前授業を受けた3年生のうち測量に興味を持った生徒が測量士補に2名合格したこと、その話を聞いた2年生が測量士補に受験する予定というお話を聞き、出前授業が生徒によい影響を与えていることを感じさせられました。

実習の最後にアンケート調査を実施し、結果は以下の通りでした。
 

1.座学授業の内容は理解できたか?
  理解できた68% 半分は理解できた32% 理解できなかった0%

2.測量実習、作業内容は理解できたか? 
  理解できた84% 半分は理解できた16% 理解できなかった0%

3.現場作業班の講師の印象はどうだったか?
  優しかった96% 普通4% 怖かった0%

4.将来の役に立ちそうか?
  役に立つ60% わからない36% 役に立ちそうでない4%

5.土地家屋調査士という仕事を知っていたか?
  知っていた12% 聞いたことはある12% 知らなかった76%

6.土地家屋調査士の仕事に興味を持ったか?
  興味を持った60% どちらともいえない40% 興味を持たなかった0%

 アンケート調査の結果をみて、「土地家屋調査士に興味を持った」が多く、楽しい勉強になったとのコメントもあったので、出前授業の成果を感じております。
 将来、出前授業を受けたことがある生徒が土地家屋調査士に挑戦することになればと期待します。

(記事・写真 県西支部広報員 青木一高)

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